バラエティー豊かなバレンシアのお料理は自然の食材を生かした伝統的なものです。豊かな土地で取れた果物や野菜、そして新鮮な魚介類はこの美味な地中海料理にとって重要な食材となります。
国際的に有名なパエーリャ が代表するように、バレンシア料理の主役はお米です。オーブン焼きご飯(arroz al horno)、お魚が入った バンダご飯(arroz a banda) 、イカとイカ墨で炊いたイカ墨ご飯(arroz negro)、パエーリャを作る要領でお米の変わりに細くて短いスパゲティーが入ったフィデウア(fideuá)、うなぎの稚魚の煮込みに添えるにんにく、こしょうが入ったアリ・ペブレ(all i pebre) などがバレンシアの伝統的なお料理と言えます。
次にデザートですが、その種類は豊富です。フルーツは季節によりますが何と言ってもバレンシアではオレンジがフルーツの王様です。ロストン(rostón)、アロップ・イ・タリャエテ(arrop i tallaete)、アルナディー(arnadí)などミステラ(mistela)(焼酎に水、砂糖、シナモンなどを加えた飲み物)やモスカテル(moscatel)(マスカットワイン)といっしょにいかがでしょうか。そして火祭りの間に食べられるブニュエロ(ドーナツの生地を小さく丸めて揚げたものに生クリームやカスタードクリームなどを中に入れたもの)も有名です。夏はファルトン(fartón)(細長いスポンジケーキ)に冷えたオルチャータ(horchata)(カヤツリの地下茎、アーモンドなどのペーストに水と砂糖を加えた飲み物)が最高です。最後にオレンジジュースとシャンパンをベースにした飲み物 バレンシアの水(agua de valencia)は祝杯をあげるのに最適です。
どこのレストランか迷っている方のために、お料理の種類別(現代的なお料理、伝統的料理、大衆料理、アバンギャルドなお料理など)にレストランリストをご紹介致します。最後にバレンシアの方言をひとつ。ボン・プロフィー!(Bon Profit「どうぞ召し上がれ」という意味)
バレンシア料理にはバレンシア原産地呼称のワインであるアルト・トゥリア(Alto Turia)やラ・セラニーア(La Serranía) の白ワインまたは レケナ(Requena)、ウティエル(Utiel)、カンポ・デ・リリア(Campo de Liria). の赤ワインをどうぞ。